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ペルーの絶景!ラグーナ69トレッキング徹底解説【ワラスで1番人気】

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こんにちはー!アビーです

今回はペルーのトレッキングの聖地ワラスで1番人気のスポット【ラグーナ69】の1日トレッキングの解説です

この記事はこんな人にオススメ
  • どれぐらい時間がかかるのか知りたい
  • ラグーナ69の難易度とルートは?
  • 行き方は個人がいい?ツアーがいい?
  • 持ち物や装備は何が必要か知りたい

ワラスに行く人は全員行くと言っても過言ではないラグーナ69

結論から言うとワラスからのアクセスは約3時間と遠く、早朝から丸っと1日かかります

美しさからインフルエンサーなどが軽装で行くスポットになってきてますが、標高4600mで本格的でまぁまぁハードなトレッキングです

ですが、トレッキングが好きでない人でも絶対楽しめて感動する景色があるので並の体力がある人には絶対にオススメします!

私たちはツアーを利用して行きましたが、現地に着いたら各々で歩くので普段ツアーが好きでない人にも安く移動手段が確保できるのでオススメです

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トレッキングを写真付きで解説し、ツアーの内容や、いい点・悪い点等も詳しく説明していきます

それでは詳しく見ていきましょう!

ペルーのラグーナ69の解説

ラグーナ69は世界遺産に登録されているワスカラン国立公園の中にある湖です

ワスカラン国立公園は3,000〜6,000メートルに位置し、アンデス山脈をまたぐ世界で最も高い国立公園とも言われています

ラグーナ69へは日帰りのツアーが1番人気ですが、これからもっと高い山へ登る人たちが高度に順応する為に1,2泊キャンプをしてトレッキングする事も可能です

標高:約4,600m
トレッキング距離:約13km
トレッキング所要時間:6~7時間
難易度:中級
ベストシーズン:5月〜10月(乾季)

片道は6km程で、それほど距離はないですが標高差を登る必要があり、標高も高いので普通のトレッキングの疲れとは違う大変さがあります

富士山と同じ高さからスタートするので、高山病のリスクが高いのを考慮しないといけません

スタート地点が3800mで湖は4600mに位置しているので800mを登ります

高度順応をしてからラグーナ69のトレッキングに挑戦する事が大切です

また、ベストシーズンは乾季の6月~10月の雨が降らない乾季です

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私達は乾季の6月15日に行きましたが、前日は雨でした

数年前までは乾季に雨が降ることはほぼ100%なかったようですが、ここ数年気候変動で雨や曇りが多くなったようです

8,9月あたりの方がまだ天候が悪くなる確率は少ないと言っていました

ラグーナ69へのアクセスと費用

近年インスタ等でアップされて益々人気になってきているラグーナ69

混雑を避けたい方はツアーバスが到着(8~9時)する前にスタート地点行く必要があり、タクシーで早く行くかトレッキングの登山口の近くでキャンプをして好きな時に早めに出発する必要があります

ワラス(Huaraz)から出発するツアーが多く、ワラスから登山口までは3時間程かかるので車の中で仮眠が可能です

ワラスまでの行き方
  • 最寄りの大都市: リマ(ペルーの首都)
  • ワラス(Huaraz)はリマからバスで約8時間

入場料

1日入場料: S/30
2~3日間有効なマルチデイパス: S/60
1カ月間チケット: S/150

ラグーナ69へ行くにはワスカラン国立公園への入場料を支払います

これは国立公園のトレッキングをするなら全員必要な入場料なので、ラグーナ69以外にも国立公園内でトレッキングを予定するなら事前に計画を立ててお得なチケットを購入するのがいいです

ラグーナ69をツアーで行く場合はツアー代金に別途でこの入場料30/sが必要です

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ツアーで行く

  • ツアー料金:40~55/s+入場料
  • スケジュール
     ワラス出発:5時
     登山口到着:9時
     ワラス帰宅:18-19時

ツアーは高い場合が多いですが、ラグーナ69の場合はツアーの利用が一番お得です

ガイドは一応いますが一番後ろを歩くので、トレッキングは各々のペースで個人で歩きます

車内でトレッキングの道の説明を10分程聞くだけなのでツアーというより基本的に移動のみのサービスです

食事等も付いておらず、朝食を取る食堂には停まるけど料金は自分たちで支払います

登山口に行くまでに1カ所湖があるのでそこで10分ほど止まって写真を撮っていきます

私たちの時は大体15人程のツアー客でした

いらない荷物はバスの中に置いて行けるので、最低限の荷物だけ持ってトレッキングに行けたのも良かったです

良い点:安い・帰宅便の心配がない

悪い点:混んでいる時間帯・遅い人がいる場合帰宅のバス内で待つ

公共交通機関を使って個人で行く

  • ミニバス:
  • 出発地: シモン・ボリバル→ユンガイ
  • 料金: S/5
  • 時間: 午前5:30〜6:00
  • ユンガイ到着後:
  • 選択肢: タクシー、コレクティボ(料金S/15〜20)、ヒッチハイク

帰り道オプション:
ツアーバスに乗る(最終乗客待ち)
ミニバン(午後3〜4時頃出発)
ヒッチハイク

ツアーを利用するのとほぼ変わらない時間に着くので、あまり利点はないかと思います

特に帰り道の確保が不確定で、運が良ければツアーバスに乗れるか、ミニバンに乗ってユンガイに行けるか(最後のバスは午後3時から4時頃に登山口を通過)どちらかが必要です

タクシーで個人で行く

  • 料金:約180/s+入場料

お金に余裕があって、混んでいない早朝に着きたい人にオススメです

往復料金で180~200/s程で、トレッキング中も待っていてくれますがスペイン語での条件を伝える事が必要です

タクシーだろうが車内移動の時間短縮にはならないので朝は4時半頃出発するとラグーナ69が独占出来るかもしれません

いい点:混雑を避けれる・遅い人を待たなくていい

悪い点:料金が高い・スペイン語での交渉が必要

トレッキングルートと難易度

主に4つのゾーンに分けて写真と共に詳しく説明していきます

平坦草原→②ジグザグ登り道→③平坦な道→④ジグザグ急な登り道です

今何号目か等の看板は3箇所しかないので、今どこら辺を歩いているのかは全体的にわかりにくいです

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トイレは登山口の1か所のみです

ZONE可愛い牛がたくさんの草原

これから辿り着く壮大な雪山を見ながら40分ほど平坦な草原を歩いていきます

キャンプ泊をする場合はこのエリアでしている人がいました

たくさんの牛がいて驚くほど平坦な楽しい散歩で拍子抜けします

ZONEジグザグ登り道

平坦が終わればそこからは40分~1時間程ジグザグした道をひたすら登っていきます

標高が高く息が切れるので、ここは確実にゆっくり登って行くといいです

途中で滝があったり、振り返ったら大きな岩山があったりと景色は壮大なので足を止めながら景色を楽しんでください

ZONE:小休憩のフラットな道

最初のジグザグを超えると1つ目の湖があり、ここからラグー69まで1時間の標識があります

実際は1時間では絶対つかない厳しさで、1時間半はかかります

ここで大変なパートは終わった〜と誰もが思いますが、一番の難関は次に待っています

15分ほど久々の平坦な道で呼吸を整えつつ、次に挑む山越えが目の前にはあります

この頃には遠くに見えてた雪山も結構近くに迫って見えます

ZONE最難ジグザグ急な上り道

標高が高い故の息切れが激しく10歩登っては息を整え、登っては止まってを繰り返しました

とても辛いですが一歩一歩確実に進めば到着するので焦らず進むのが大切です

ラグーナ(湖)まで1kmの標識がありますが、最後のこのパートは40分かかりました

ですがチラッと湖の宝石のような青色を見た瞬間に疲れは吹き飛びます!

本当に今までに見たことがないキラキラした青色の湖が広がっており、目の前には氷河と雪山といった信じられない景色があります

私たちは湖のそばに約1時間滞在し、写真を撮って昼食を食べました

曇りになるととても寒いので、温かい飲み物があるといいです

帰り道(2時間)

帰り道はずっと降り坂なので景色を楽しみながら戻れます

行きは3時間ほどかかる道も、帰り道は2時間かからないスピードで登山口まで戻れます

気候と服装・持ち物

私たちは今回ツアーを利用したので、トレッキング中にいらない荷物はバスに置いて行って2人で1つの登山ザックのみを持って行きました

地元の人たちはジーンズにカジュアルなバッグで気軽に挑んでますが、標高や気候、トレッキングの道からして本格的な登山に適した服装で行きましょう

持ち物

  1. 水+温かい飲み物
  2. スナック+ランチ
  3. 日焼け止め
  4. トレッキングポール(膝が痛くなりやすい人は必要)
  5. トイレットペーパーとゴミ袋

時間的には短いトレッキングなので、スナックはバナナとチョコバー、サンドウィッチのみ持って行きました

お水に関しては、川はありますが牛の糞などが大量で不純物が多いので川水は飲めません

ですので、最低1人1Lは持って行くといいです(高山病の心配もあるのでしっかり飲みましょう

頂上に着いた時や休憩中動きを止めた時に体が冷えるので小さな保温水筒に温かい飲み物を持って行くと動いていなくても体が温まります

がぶ飲みはしないので超軽量の缶コヒーサイズがオススメです

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服装

  1. 汗で冷えない肌着上下
  2. 薄手のトップス
  3. ダウンジャケット
  4. 防風ジャケット
  5. レインコートなどの防水シェル
  6. 歩きやすシューズ
  7. 手袋・ニット帽・ネックウォーム

山の天気はとにかく変わりやすいので、脱ぎ着しやすくて汗冷えしないトレッキング用の服で挑みましょう

歩く時間は長くはないのでトレッキングシューズでなくても、普段から履いている歩きやすい靴でも問題はないかと私は思いました

服装に関しては、下記で詳しく紹介しているのでトレッキングに慣れていない方は是非参考にしてみてください

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ペルーの絶景ラグーナ69のまとめ

標高:約4,600m
トレッキング距離:約13km
トレッキング所要時間:6~7時間
難易度:中級
ベストシーズン:5月〜10月(乾季)

普段は私たちは個人旅行を好みますが、ラグーナ69に関してはツアーの方が料金がお得でツアーと言っても送迎サービスのような感じなのでツアーをオススメします

料金は40/S+国立公園入場料30/S=計70/Sです

町のツアー会社よりも、ホステル等で申し込む方が安いので宿泊しているホテル等で聞くといいです

私たちは宿泊していない他のホステルでツアーを申し込みました(安宿の方がツアー料金は安かったです)

ラグーナ69の実際のハイキングはそれほど長くはないですが標高が高いため中程度かと思います

パタゴニアとは全く違うラグーナ69で、パタゴニアはトレッキングの道を楽しむ感覚でしたが、ラグーナ69は湖を見る事が全てという程に美しい湖でした

ペルーのリマから遠くはないので、高度に順応する2-3日が取れる場合は絶対行くべき絶景です

是非ラグーナ69に行く方の参考になれば幸いです

それでは〜!