こんにちはー!アビーです
今回はダイビングインストラクターのお給料についてです
ダイビングで稼ぎたいけどお給料っていいのかな?
ダイビングって高っいからスタッフはいっぱい貰っとるやろ
これからダイビング業界で働きたい人や、もう既に働いているけどお給料に不満がある人など
他のダイビングインストラクターってどれぐらいの収入があるのか気になりますよね
私は国内ですと沖縄・海外はフィリピン/タイ/セイシェルなどで働いてきました
ショップ専属からフリーランス・クルーズ船と様々な形態で労働経験があるので
それらの経験からダイビングインストラクターの収入事情に関してお伝えします
この記事を書いた人
- 海外在住7年目
- ダイビングインストラクター
- 海がある国を定期的に移動しながら定住中
- 現在はオンラインとダイビングで仕事
ワーホリ・留学・バックパッカーを経験し海外の自由な雰囲気が好きで海外で暮らす為に色々な手段を試みる…
インストラクターも海外で暮らすための手段の1つとして働いてます!
それでは詳しく見ていきましょう!
ダイビングインストラクターの月収
日本都市型ショップ:約21~30万
タイ:約12~15万
タイのクルーズ船:約12~16万
フィリピン:約6~10万(寮無料)
オーストラリア:約30~45万
セイシェル:約20~30万
マルタ:約20~25万
※手取りの金額
当たり前ですが、物価が高い国は収入もいいです
ヨーロッパ・日本の収入は現地での物価を考えたら良くなく貯金はほぼ出来ませんでした
タイやフィリピンなんかはパッと見収入は少ないですが、生活費もかからないので不自由ない暮らしが可能です
ダイビングの稼ぎのみで生活は可能ですが収入は低いです
雇われダイビングの稼ぎのみで家族を養うのは少し大変だと個人的には感じます
雇用形態による給料の違い
- お店の専属スタッフ=お店と雇用形態を結んで働く
- フリーランスとして働く
働き方によって収入は変わります
日本でも副業として週末だけガイド業をやっている方がいるのは
フリーランスで働いているという事になるので、必ずしもダイビング一本で食べていく!なんて覚悟はいりません
仕事が継続して貰える補償はありませんが、単発計算ですとフリーランスの方が稼ぎはいいです
お店専属スタッフ
一般的にダイビングショップに就職すると言ったらお店と契約を結ぶ場合が多いです
- 固定給
- 週6勤務
- 福利厚生あり
- 清掃や予約、受付等のダイビング業務以外の仕事もあり
この他に期間雇いもあり、ハイシーズンのみ3ヶ月の契約なんかもあります
お店専属スタッフですと、台風シーズンでダイビング業務がなくてもお給料の確保はできます
ですが、どこも基本安月給です
プロとしての経験がまだない場合はお店専属から始めてダイビングの全てを学んでいきます
海外ではナイトダイブはプラス手当、祝日出勤手当等のプチボーナスもある場合があります
フリーランス
お店との雇用関係は持たずに個人として独立して仕事を請け負う働き方
- 日払い報酬制
- お店から依頼がある日に働く
- 福利厚生なし
- 依頼されたダイビング業務のみ
日本でも大体1日1万円前後が相場でフリーランスで働く事は可能です
タイやフィリピンでもフリーランスで働く人は多く
- 日当制
- 業務内容制
があり、業務内容制ですとガイドお客さん1人につき1000円で5人グループだと5000円といった感じです
また、コースですとコース料金の20%が収入という報酬形態もあります
ある程度インストラクターとして経験があったり、現地の海のガイドが出来るスキルがある場合フリーランスで収入は得れます
元々ダイビングインストラクターで、年齢や収入・体力事情で転職した方なんかも、週末のみフリーランスで収入を得たりしています
働くショップ別での収入事情
接客を伴うダイビングの職業ではショップ形態によっても収入は変わってきます
余談ですが、接客を伴うダイビングと言いましたが
ダイビングの職業にはコマーシャルダイバーという海中での工事などの海中作業をするダイビング業務もあります
現地ダイビングショップ勤務のお金事情【10万~17万】
いわゆる沖縄や伊豆の海の近くにあるショップで働く
収入は一番低いです
残念ながら家賃手当があるようなショップは多くなく
特に沖縄で働くとなると家賃も高く車が必要になることを考えると貯蓄はあまり出来ません
沖縄の友人達はプロ歴5年目とかでも13~17万が手取りでした
海外の現地ショップの場合、フィリピンは住宅手当があるショップも多いですがタイでは住宅補助はあまり見ません
ですが、生活には困らない収入はありますし貯金も可能です
クルーズ船勤務のお金事情【タイで15万程】
海外でのクルーズ船勤務の場合お金は溜まります
月に多くても4~7日程度しか陸にはいない為お金を使うことがありません
クルーズ勤務中はご飯・寝床はある為、お金を使うのは陸上にいる時のみで済みます
チップを貰うことも多いので、チップのみで生活費を賄って給料は全部貯金に回す事も可能で
月に15万まるっと+チップを貯金出来る場合もあります
ですが、固定給ではなく歩合制のショップがほとんどなので嵐などで欠航したら収入がないリスクもあります
都市型ダイビングショップのお金事情【21万~30万程】
都市型の器材等も売っているダイビングショップになります
この場合資格や経験によって給料が変動し、ダイビング業務というより営業マンです
ですので通常の企業に勤めるのと一緒で、その企業の取り扱いがダイビングという感覚です
天候やシーズンによって自身の収入が不安定になる事もないのはいいですね
売上によってコミッションもあるので、体育会系でダイビングも好きかつ稼ぎたい方にはもってこいだと思います
完全個人でお客様集めてツアーで稼ぐ
顧客さんがついているインストラクターは自分でお客さんを募ってツアーを開催して稼ぐ事も可能です
ロシアやブラジル、中国などといった英語をあまり話さない人を顧客に持って海外でツアー開催をしているインストラクターの友人達がいます
基本的には飛行機の手配は自分自身で行ってもらい、現地での配送の手配やダイビングの手配、ブリーフィングの翻訳をして伝えてダイビングも一緒に潜って、ホテルの手配もする
といった現地でのおもてなしで収入を得ています
この場合、フリーランスインストラクターと併用して収入を得ている方がほとんどです
ダイビングインストラクーの収入のまとめ
日本都市型ショップ:約21~30万
タイ:約12~15万
タイのクルーズ船:約12~16万
フィリピン:約6~10万(寮無料)
オーストラリア:約30~45万
セイシェル:約20~30万
マルタ:約20~25万
日本では安月給ですが、東南アジアですと現地民の収入と比べるととってもいい収入を得れます
基本的に、海外から来るダイバーを迎える国の場合まぁまぁな収入
(東南アジア・中南米など)
ですが、現地国の人がお客さん相手の国の場合低収入な印象です
(日本・ヨーロッパ)
お客さん側からしたら、タダでいっぱい潜れていいな〜と思われがちですが
この給料で器材やメンテナンス、生活費等を賄うのでプロダイバーとして収入面は期待しないでおきましょう
この記事がダイバーを目指す方や、現役インストラクターの方のお役に立てれば嬉しいです
それでは〜!