こんにちはー!アビーです
今回はレジャーダイビングスタッフの仕事内容紹介【ショップ勤務編】です
就職して雰囲気とかどんな働き方なのか不安だぁ
辛いっていうのはよく聞くよね
就職説明会等にも出てこないダイビング業界なので、不安を抱える人も多いと思います
実際の勤務内容や実態など気になる事も多いのではないでしょうか
- 具体的な勤務内容が分かる
- 勤務時間や給料形態が分かる
- 実際働く1日の業務説明
- この業界がキツイと言われる理由の解説
- ショップで働くメリットやデメリット
私は海外・国内のダイビングショップ、タイのクルーズ船で働いてきて今も現役で海外で働いています
日本・海外のダイビングショップ勤務の両方紹介いたしますので、是非就職の参考にして見てください
この記事を書いた人
- 海外在住7年目
- ダイビングインストラクター
- 海がある国を定期的に移動しながら定住中
- 現在はオンラインとダイビングで仕事
ワーホリ・留学・バックパッカーを経験し海外の自由な雰囲気が好きで海外で暮らす為に色々な手段を試みる…
インストラクターも海外で暮らすための手段の1つとして働いてます!
まとめでは私がダイビングショップに勤務して感じることや後悔はあるかを記載してます
それでは詳しく見ていきましょう!
ダイビングショップでの勤務内容・お給料
日本も海外もダイビング業界の休みはなぜか週1がほとんどで、勤務時間も曖昧です
天候に左右される仕事なので、台風中や強風の日は急遽休みになったりと予定は立てにくいので柔軟性を求められます
また、10kg以上のシリンダーを何十本も運ぶ力仕事もあり
沖縄のショップの時は毎日60本を3人で毎日積み下ろししてました
勤務内容【日本】
勤務時間
休日 週1・連休は閑散期にあり
職場の雰囲気 スポーツ界ノリ・上下関係?師弟関係あり
繁忙期の8月などは休みなく15連勤等もよく聞きますが、その分閑散期に連休が取れます
朝も早く休日も週1のショップがほとんどなので、かなりの体力勝負です
働いた感想では、若い子は年配イントラと師弟関係のような感じで、3年ほど働いてないと一人前と言われてなかったです
業界の人達の繋がりは強く、助けてくれたり良い面もあれば変なルールがあったり悪い面もありました
ですが、IDCコースの同期や同年代同士で集まっての友人関係は学校の様な仲間が出来ます
業務内容
- 予約管理
- ゲストの送迎
- ダイビング業務
- ランチやスナック管理
- お店の雑務
ショップにスタッフがたくさんいる場合は業務が分けられています
ですが、オーナーを含めてスタッフは3人等のお店ですと1人で送迎やランチの準備等やる事が沢山です
ダイビングインストラクターと言っても業務は多岐に渡るので、ショップのスタッフの数や1日の業務内容は就職前に必ず確認しましょう
オーナーを含めてスタッフが少ないショップの場合本当に激務です
勤務内容【海外】
勤務時間
休日 週1・事前申請で連休可
職場の雰囲気 和気藹々・のんびり
ダイビングタッフの業務はダイビング業務のみなので、日本より勤務時間は短い場所がほとんどです
固定休は同じく週1ですが、連休に関しては事前に言えば2週間など取れます
特にリゾート地のショップですと、スタッフも自国に戻ったり家族が遊びにきてたりと連休を取るスタッフは多く気兼ねなく連休がとれます
職場の雰囲気は年齢や国籍関係なく和気藹々としています
自然を愛する人・若くてエネルギッシュな人が多く基本ハッピーですが、日本とは違い真面目に働く感じではないです
基本的に時間にはルーズです
業務内容
- ダイビング業務
受付事務スタッフ / 送迎スタッフ / ボートスタッフ / ダイビングスタッフと業務内容に付きスタッフも分かれています
ですので、基本的に業務内容はダイビングに関わる接客・仕事のみです
この点では海外の方が働くのは楽です
お給料【日本&海外】
お給料に関しては、日本も海外もあまり良くはありません
日本都市型ショップ:約21~30万
タイ:約12~15万
タイのクルーズ船:約12~16万
フィリピン:約6~10万(寮無料)
オーストラリア:約30~45万
セイシェル:約20~30万
マルタ:約20~25万
※手取りの金額
プロとなるともちろんダイビング保険も必要になりますし、器材も揃えないといけません
所属団体によっては毎年メンバーシップ料の更新もあるので出費も多いです
お給料に関してはこちらの記事で紹介しているので気になる方は是非見てみてください
ダイビングショップ勤務の1日の仕事の流れ
実際どんな働き方なのか気になりますよね
とあるショップの1日をまとめてみました
両方ボートダイブで1日3ダイブする程の例になります
地域によって、ビーチダイブのみだったり1日2ダイブのみだったりで終業時間に差は出ますが
業務としてはどこも同じ様な感じになります
ガイドがする業務を記載したタイムボードです
日本のショップ【ボートダイブの1日】
7:00 出勤/清掃/船や器材の積み込み準備
7:30 お客さんの送迎
8:00 お客さん集合/受付
8:30 ダイビング2本
13:00 ランチ準備
14:30 3本目
16:00 ログ付/お客さん送迎
16:30 器材洗い/翌日準備
17:00 退勤
朝イチボートの準備から、お客様の送迎まで大忙しです
ダイビング中の船の上が一番リラックス出来る時間でした
ダイビング後に器材をボートから下ろして、お客様の送迎をしてからショップに帰って器材洗いの時間は疲れ果ててクタクタです
その後、お客さんに誘われてご飯なんかもよくありました
海外のショップ【ボートダイブの1日】
8:00 出勤/器材の積み込み準備
8:30 お客さん集合/受付
9:30 ダイビング2本
13:30 ダイビング1本
15:30 器材洗い
16:00 退勤
日本に比べると送迎やランチ準備がないです
また、ログ付けも数字が必要な人にはダイブタイムなど伝えるだけで5分で終わります
ちょっと特殊だったのは、タイのプーケット島で終業後お店に残って客引きをする特殊なショップもありました
ダイビングショプ勤務がきついと言われている理由と実態
働き方が組織化されていない個人ショップが大多数で、そのため1人のスタッフが多くの業務を抱える事からキツイと言われているかと思います
また、キャンセル料を取らないショップも多くそれに振り回されるスタッフ
ここら辺のルールがしっかりしているショップなら働き方は違うと思います
タンク運びや器材積荷など体力的にも楽ではありません
むしろ体力がないと出来ない仕事なので年齢制限を設けてる日本のショップも少なくありません
体力的・業務内容・お客さんの命を預かる仕事の割に、給料は10万円台という安月給
これが、キツイと言われる理由だと思います
雨天でも波や風の関係でダイビング可能なら大雨の中でも勤務もキツイですが
これはダイバーなら許容範囲です
やはり、内容とお給料が見合ってないと感じる人が多い為このような評価になるのだと思います
ダイビングショップで働くメリット・デメリット
さて、それでもこの業界で働いている人がいるので
タフな職場ですが、メリットもたくさんあります!
メリット
- ダイビングし放題
- 色々な人と出会える
- 自然を感じながら働ける
- 体力がつく
- 早寝早起きで健康的
デメリット
- お金が貯まらない
- 激務
- 休みが少ない
- 気候に左右される仕事
ダイビングが大好きであったり海が好きな人にとっては天職かもしれません
また、性別や国籍に関係なくさまざまな人に出会えるので普段の生活では知れない世界を知る機会もあります
私はお金を稼ぎたいんだー!!という人でなければ是非おすすめです
毎日水中は違う景色なので、潜る前はワクワクするのは今でも変わりません
ダイビングショップで働くまとめ
勤務時間は7:00~17:00の週6勤務
日本現地ショップ手取りは約10~17万
ダイビング業務以外にも送迎やランチ手配など多岐にわたる
働き方が組織化されていない個人ショップが大多数で、そのため1人のスタッフが多くの業務を抱える事からキツイと言われている
さまざまな人に出会えるので普段の生活では知れない世界を知る機会もある
ダイビングし放題
正規雇用として働くと、ダイビングショップ勤務はこのような仕事です
他にはフリーランスで働くという手もあります
その場合は1日1万円程度の報酬が平均的です
今後ダイビング業界で働くことを考えている人へのアドバイス
私はダイビングといいますか、海と海に携わる人が好きでこの仕事を続けています
1つアドバイスを僭越ながらさせていただくと
この業界に入る前に一般的な企業での就職をおすすめします
理由は若いうちに何かスキルを付けておくのと一般社会で働く事に触れるのは、もしダイビングを辞めるときの役に立ちます
私は28歳からダイビングプロとして働き出しましたが、もう少し若い時からやっていればよかったなんて感じた事は一度もありません
むしろ、企業で働いていたからこそダイビング業界での不当な働き方に気付けて自分の身を置く場所を考えれました
60歳までダイビングの雇われで働くことは現実的ではありません
だからこそ途中で転職を考える時の保険の為にもスキルを付けておくのはお勧めします
この記事がダイビングショップで働きたい方のお役に立てれば嬉しいです
それでは〜!